ブログをリニューアルしたので、2月になりましたがこんなタイトルで書いてみます。
よく「○○から百周年」なんていうのを見たりしますが、今年・2018年の100年前、200年前…というのは何が起こった年なのかを書き出してみました。今回は日本史関連で。
【1918年(大正7年)】
主なできごと
・鈴木三重吉、『赤い鳥』を創刊(7/1)
・米騒動(7月~)
・西原借款(9/28)
・原敬内閣成立(9/29,初の本格的政党内閣)
・牧野信顕が離日、パリ講和会議へ出発(12/10)
死没
・1/3 千家尊福(1845~, 出雲大社宮司・貴族院議員)
・1/31 朝吹英二(1849~, 三井合名会社専務理事、作家朝吹真理子の曽祖父)
・2/4 秋山真之(1868~,海軍軍人)
・2/10 蜂須賀茂韶(1846~,蜂須賀家当主・徳島藩主)
・6/23 井上伝蔵(1854~,秩父事件首謀者の一人)
・9/31 大浦兼武(1850~,内務大臣)
・11/5 島村抱月(1871~,劇作家)
・11/6 出口なお(1837~,大本教開祖)
秋山真之の終焉の地・対潮閣(実業家・山下亀三郎の別荘)跡(神奈川・小田原市) |
【1818年(文化15年/文政元年)】
主なできごと(日付は旧暦)
・イギリス人ゴルドン、浦賀に来航し交易を要求(4月)
・真文二分判金を鋳造(4/16)
・渡辺崋山、『一掃百態図』を完成させる(11/13)
誕生
・2/6 松浦武四郎(~1888,北方探検家)
・8/1 伊達宗城(~1892,宇和島藩主)
・10/1 元田永孚(~1891,熊本藩士・儒学者)
・11/21岩瀬忠震(~1861,幕臣)
死没
・4/18 伊能忠敬(1745~,『大日本沿海輿地図』を作成)
・4/24 松平治郷(1751~,松江藩主・茶人)
・10/6 徳本(1758~,浄土宗の僧)
・10/21司馬江漢(1747~,洋風画家)
伊能忠敬の墓(東京江東区・源空寺) |
【1718年(享保3年)】
主なできごと(日付は旧暦)
・小倉藩、萩藩、福岡藩が異国船を撃退(2/15)
・琉球の使節が将軍・徳川吉宗に謁見(11/13)
死没
・4/8 並河天民(1679~,儒学者)
並河天民の私塾・堀木舎跡(京都市) |
【1618年(元和4年)】
主なできごと(日付は旧暦)
・村上藩主村上忠勝、改易される(4/9)
・熊本藩家老の加藤正次らが流刑(8/10)
誕生
・2/15 河村瑞賢(~1699,商人、土木事業者)
・5/29 林鵞峰(~1680,儒学者)
・菱川師宣(~1694,浮世絵師)
死没
・3/15 酒井家次(1564~,高崎藩主・酒井忠次の嫡男)
・5/3 雲谷等顔(1547~,画家)
・6/3 鍋島直茂(1538~,戦国武将・佐賀藩祖)
鍋島直茂の墓(佐賀市・高伝寺) |
【1518年(永正15年)】
主なできごと(日付は旧暦)
・浦上村宗、赤松義村に背く(7月)
・北条早雲、虎の印判を初めて使用(10/8)
死没
・3/2 景徐周麟(1440~,臨済宗の僧)
・4/21 上杉朝良(1473?~,扇谷上杉家当主)
【1418年(応永25年)】
主なできごと(日付は旧暦)
・足利義嗣、殺害される(1/24)
・京で大火(3月)
・熊野の社僧、強訴を行い畠山満家軍と交戦(4月)
・近江の馬借が強訴(6/28)
死没
・1/24 足利義嗣(1394~,権大納言・足利義満の次男)
・5/14 足利満詮(1364~,権大納言・足利義満の弟)
・8/18 斯波義教(1371~,室町幕府管領)
【1318年(文保2年)】
主なできごと(日付は旧暦)
・後醍醐天皇が即位(2/26)
・後宇多院、二条為世に『続千載和歌集』の撰を命じる(10/30)
誕生
・北畠顕家(~1338,公家、武将)
【1218年(建保6年)】
主なできごと(日付は旧暦)
・北条政子、熊野参詣
・北条政子が上洛(2/21)
・延暦寺、博多津と筥崎宮の領有を求めて強訴(9/21)
・源実朝、右大臣に昇任(12/2)
誕生
・1/16 九条頼経(~1256,鎌倉幕府第四代将軍)
・10/10 仲恭天皇(~1234,第85代天皇)
死没
・10/27 長谷部信連(?~,武将、長家の祖)
長谷部信連を祀る長谷部神社(石川・穴水町) |
【1118年(永久6年、元永元年)】
主なできごと(日付は旧暦)
・白河法皇、白河北殿へ移る(7/10)
・白河上皇、熊野詣へ出発(閏9/7)
誕生
・2/10 平清盛 (~1181,太政大臣、武将)
・5/24 千葉常胤(~1201,武将)
・西行(~1190,歌人、北面の武士)
【1018年(寛仁2年)】
主なできごと(日付は旧暦)
・後一条天皇が元服(1/3)
・藤原彰子、皇太后から太皇太后になる(1/7)
・藤原道長、太政大臣を辞任(2/9)
・藤原行成、『白氏詩巻』(現国宝)を書写(2/21)
・藤原道長、娘の威子を中宮にする(10/16)
→この日の夜「この世をば 我が世とぞ思う…」の歌を詠む
【918年(延喜18年)】
死没
・11/3 相応(831~,天台宗の僧、千日回峰行の祖)
【818年(弘仁9年)】
主なできごと(日付は旧暦)
・長門国司を鋳銭使とする(3/27)
・太秦広隆寺が全焼(4/23)
・富寿神宝を鋳造(11/1)
誕生
・在原行平(~893,公卿、歌人、在原業平の兄)
死没
・6/17 玄賓(734~,法相宗の僧)
玄賓が晩年に隠棲した玄賓庵(奈良・桜井市) |
【718年(養老2年)】
主なできごと(日付は旧暦)
・能登国、安房国、石城国、石背国を設置(5/2)
・法興寺、薬師寺を平城京に移す
・藤原不比等ら、養老律令を制定
誕生
・孝謙天皇(~770,第46・48代天皇)
・大伴家持(~785,公卿、歌人)
100年前から1300年前まで色々な出来事を書き連ねてみましたが、この中だと米騒動や原内閣成立など、やっぱり100年前の1918年がインパクト強いかも。世界史でいえば第一次世界大戦が終結してますし。
それ以外だと藤原道長の「この世をば…」の歌から1000年というのもちょっと驚きでしたね。
(参考にしたのは手元の日本史辞典とか年表ものとか)
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